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多田 栄介; 檜山 忠雄; 辻 博史; 奥野 清; 加藤 崇; 河野 勝己; 高橋 龍吉*; 神谷 祥二*; 山口 方士*; 島本 進
低温工学, 20(4), p.203 - 210, 1985/00
テスト・モジュール・コイル(TMC-I)は、核融合炉用高磁界超電導トロイダル・コイル開発のために製作したNbSn導体を用いた最初のテスト・コイルである。クラスター・テスト装置を用いた励磁実験において、最高磁界10.2Tでの電気的,機械的および熱的特性の測定を行い、更に、その後2つのバイアス磁界コイル(CBC)を補強した拡張実験において、11.1Tの磁界発生に成功した。本報告は、これらのTMC-Iの実験で得られた初期冷凍特性,定常熱負荷特性及びダンプ特性について記述する。
安藤 俊就; 高橋 良和; 西 正孝; 吉田 清; 小泉 興一; 中島 芳夫*; 押切 雅幸; 服部 泰秀*; 大金 康一*; 島本 進; et al.
低温工学, 20(4), p.196 - 202, 1985/00
原研では、トカマク型核融合炉の開発作業の一つとして、クラスター・テスト計画を進めている。この計画での最初の試験コイルであるTMC-Iは1982年製作された。このコイルは、巻線内径が60cmで、多芯NbSn導体を用いてのダブル・パンケーキ方式で製作された。TMC-Iの実験では、これまで初期冷凍実験,励磁実験,安定性実験,ダンプ実験が行われた。その結果、TMC-Iは11.1Tの磁界まで常電導転移することなく安定に動作した。又、ヒータ法による安定化実験で、人工的に作られた最内層1ターン(192cm長)の常電導部は6.3秒で超電導状態に回復した。これらの実験結果から、多芯NbSn導体が大電流,大型コイルに十分適用出来ることを実証出来、今後の核融合炉開発に明るい見通しが得られた。本報では、TMC-Iの製作と電気的実験結果について記述する。
安藤 俊就; 吉田 清; 辻 博史; 島本 進; 安河内 昂*
低温工学, 19(2), p.81 - 90, 1984/00
トカマク型核融合装置の高磁界超電導トロイダル・コイルの開発のためクラスター・テスト・プログラム(CTP)がスタートし、クラスター・テスト・装置(CTF)が設計・製作された。本稿では、CTPの目的とCTF中のクラスター・テスト・コイルの設計について述べる。
島本 進; 安藤 俊就; 檜山 忠雄; 辻 博史; 高橋 良和; 多田 栄介; 西 正孝; 吉田 清; 奥野 清; 小泉 興一; et al.
低温工学, 19(2), p.105 - 115, 1984/00
原研で行ったクラスター試験装置(CTF)の性能確認試験によって得られたクラスター・テスト・コイル(CTC)の熱的、及び、機械的特性について報告する。CTFは、核融合炉用超電導コイルの高磁界化を目的として建設された大型試験装置である。
吉田 清; 檜山 忠雄; 多田 栄介; 西 正孝; 奥野 清; 高橋 良和; 小泉 興一; 島本 進
低温工学, 19(2), p.91 - 104, 1984/00
核融合炉用高磁界トロイダル・コイル開発のために建設したクラスター・テスト装置のシステム設計について述べる。本装置は核融合炉用超電導コイル・システムに必要な総合技術の開発を目的としている。
島本 進; 安藤 俊就; 檜山 忠雄; 辻 博史; 高橋 良和; 多田 栄介; 西 正孝; 吉田 清; 奥野 清; 小泉 興一; et al.
JAERI-M 82-044, 189 Pages, 1982/06
核融合用超電導コイルをトロイダル配列でテストするための装置として、クラスター・テスト装置を建設した。本装置は試験装置ではあるが、装置の構成要素である、2ケのコイルは設計磁界7Tの大型超電導コイルであり、それ自身、開発的意味をもつものである。昨年8月、He冷凍系では若干の障害に遭遇したが、装置の定格電流による励磁試験に成功した。このとき、とくに、コイル脚部の熱侵入量が大きかったため、改善検討を加え、本年4月、再度、冷却、励磁試験を行い、所定の性能を確認した。
島本 進; 安藤 俊就; 檜山 忠雄; 辻 博史; 多田 栄介; 西 正孝; 吉田 清; 奥野 清; 小泉 興一; 高橋 良和; et al.
IEEE Transactions on Magnetics, 17(1), p.494 - 497, 1981/00
被引用回数:9 パーセンタイル:73.44(Engineering, Electrical & Electronic)2つの超電導コイルを組み合わせたクラスター・テスト装置の製作とその運転について述べる。本装置は、蓄積エネルギー20.7MJと大型の装置であり、一回目の運転において、所定の電磁気的特性を示した。
小林 晋昇; 大西 信秋; 吉村 富雄*; W.G.Lussie*
Journal of Nuclear Science and Technology, 15(6), p.448 - 454, 1978/06
被引用回数:3NSRRにおいては、これまで単一燃料実験を主体的に進めてきたが、今回試験燃料を5本バンドルとしたクラスター実験を行ない、単一燃料の場合と異なる興味ある結果を得たのでショートノートとして報告する。試験燃料を多数本にした場合は、予備解析により予想されたことではあるが、試験燃料内の中性子束分布に歪が生ずる。そのため周辺燃料では中心側と外側とで異なった温度挙動を示し、発熱量237cal/gUOの場合の周辺燃料被覆管の照射後状態は、中心側が酸化膜ハクリ程度であるのに対し外側では波状のシワがみられた。このような事象はクラスター実験に本格的に付随すると考えられるので、これからの各種クラスター実験のための参考資料として燃料温度挙動、照射後燃料写真等を1次解析例とともに示す。
西村 秀知*; 島本 進
JAERI-M 6865, 48 Pages, 1977/01
超伝導トロイダル・コイルを開発するに当たり、ある程度小規模のコイルで提案される種々の方式を技術評価する必要がある。この評価を要素コイル・テストと呼ぶ。要素コイル・テストの方法にはクラスター・テスト法、エキセントリック・テスト法等が考えられる。これらのテストの中で最も重要な問題はコイルの応力分布や応力の絶対値を予め計算で求め実験と良く比較してみる事である。本報告は、この目的に沿って、先ず第一に、二次元有限要素法を磁界計算、電磁力計算と結び付けて、クラスター・テスト法、エキセントリック・テスト法でのテストされるコイル中の応力分布のコ-ドの開発について説明し、計算例を示した。